愚かすぎるから笑って飲み干そう

銀座ホステスをやりながら結婚や将来にもがく独身アラサー女のブログ

熱帯夜とバーボンと夏ポテト

今日は落ち込んだ…。

今日という日が一瞬の感情で予定していたものとはまるで違う日になった。


仕事を飛ばした。
急に怖くなって嫌になって面倒になって暑さで体調が悪い気までしてきて、完璧なドタキャンだ。

夜職だろうが水商売だろうが、最悪。

こんなのは久しぶりだったからさ、もうほんと最悪。


今日は久しぶりのメンクリ通院日で夜は派遣(スポットキャバ嬢)でいつもと違う店で仕事の予定だった。

昼過ぎに起きて眠い目をこすりながらシャワーを浴びて彼の家を出て実家に近いメンクリへ。
それから一度家に帰ってメイクを仕上げて髪をセットして軽くご飯を食べて新宿に出勤。
終わり時間次第で自宅か彼の家の帰りやすい方に帰る。

そんな流れで今日を終える、はずだったのに。


メンクリが終わって一度一人暮らしの家に支度と荷物を取りに帰って、家を出る段階で既にいつもの段取り下手のせいで遅刻は確定だった。

やむを得ず派遣会社に遅刻の旨を連絡。
派遣会社からの返信「急いで向かってください!」


あーまたやっちゃったよ、急がなきゃ。。

焦りとプレッシャーを感じながらも急いで最寄り駅に着いて乗った電車が発車した瞬間、私は忘れ物をしたことに気づいた。

何とは言わないけど絶対に忘れたらまずいもので、取りに戻るのは確定…。

どう頑張っても最初に連絡した程度の遅刻では済まない。

その瞬間、冒頭でも書いたように一瞬ですべてがどうでもよくなった。

胸が苦しくなって気持ち悪くなってあたかも熱中症でクラクラしてるような気になって、私は派遣会社に一方的に欠勤のメールを送っていた。


あぁ、クズ。本当にただのクズ。

でももう絶対に無理だ…って謎の自信だけはあって足は逆方面の電車に乗り換えてた。

引き返す電車で知らない番号から着信があったけど無視した。
たぶん派遣会社だ。

クズ。


その後派遣会社からメールが来ていて、どうやら登録を解除されたらしい…。
(今までも遅刻とか当日欠勤が数回あったから)

「ま、派遣会社は他にもあるし店もいっぱいあるし別にいいっしょw」

心の上辺ではそう思ってるつもりなんだけど、もっと深いところで苦しくなって自分で自分に嫌気がさして、夜職でも当たり前の勤務態度ができないのに自分には昼職なんて一生無理なんじゃないかと思ったし、自分はやっぱり社会不適合者だと思った。


昼間メンクリの診察では特に話すこともなくて「最近は特に変わりもなく気分も安定してます。」なんて話したばっかりなのにこれかよ…。

こんな惨めな気持ちになるなんて思いもしなかったわー。


ちなみに派遣の他にちゃんと直雇用で在籍してるお店があって基本的にはそっちがメインの勤務先なんだけど、今日みたいなことが起こるんじゃないかって怖くて実はわざとシフトを減らしたりしてる。

だからまぁ言ってみれば今日も派遣の方で済んだのは不幸中の幸いだった。

けど…

いつ出てくるかわかんないクズな自分のせいで居場所を失うのはもう嫌だよ。


こんな時間にバーボンと夏ポテトで感覚を鈍らせてなんとか持ち直してきた。

今日という一日はそんな予想外の結末。